オフィスを移転する際に、使いやすくするために工事をする方が多いでしょう。
工事は業者に依頼することになりますが、全てを任せっきりにするとトラブルの原因になる可能性があります。
そこで今回は、オフィス移転の際に必要になるA工事・B工事・C工事とは何なのか解説します。
▼A工事・B工事・C工事について
■A工事とは
A工事は、建物の資産価値を向上・維持するための工事で、業者への依頼や費用など全てを建物のオーナーが負担します。
そして、A工事では以下のような箇所の工事を行います。
・階段
・エレベーター
・建物の外装
・共用トイレ
・屋上
・排水設備
・消防設備
以上のように主に建物の共用部分に関する工事のため、気になるところがあればオーナーに相談してA工事をしてもらいましょう。
■B工事とは
B工事はオフィスの区画内に関する工事で、発注と工事費用は借り主が負担します。
ただし、工事を依頼する業者は建物のオーナーが指定します。
・分電盤
・空調設備
・防水設備
・排気や排水
以上の箇所に問題がある場合はB工事を依頼しましょう。
■C工事とは
C工事はオフィスの内部に関する工事で、業者への依頼や費用など全てを借り主が負担します。
・電話工事
・配線工事
・クロスの張替え
・照明器具
上記のような工事がC工事です。
▼まとめ
A工事・B工事・C工事は、建物やオフィスに関する工事のことです。
A工事は建物の資産価値を向上・維持するための工事で、全ての責任がオーナーにあります。
B工事はオフィスの区画内に関する工事で、発注と工事費用は借り主が負担します。
そしてC工事はオフィスの内部に関する工事で、全ての責任を借り主が負うのが特徴です。
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