コンクリート構造の建物において、一般的に使用される置き床工法。
置き床にするにあたって、店舗ではどのようなメリットがあるのでしょうか。
そこで今回は、置き床工法のメリットについてお話しします。
▼置き床工法とは
等間隔に設置した支持脚の上に、床の下地となるパネルを敷いてフローリングを施工する工法です。
置き床工法を行うことで土台よりも内装の位置が高くなるため、全体的にやや天井が低くなる特徴があります。
▼置き床工法のメリット
■断熱効果
床スラブと床下地の間に隙間ができることで、断熱効果が期待できます。
夏場は熱を取り入れることもなく、冬場は温めた空気を逃がさずに済みます。
店舗内の室温を調整しやすいので、快適な空間を作れるでしょう。
■防音効果
隙間があることで音を遮断できますので、外で騒音が出ていても静かな環境を作りやすいです。
静かで落ち着いた空間に最適で、利用者される方にくつろぎを与えられます。
■水回りの設備がしやすい
置き床は、床下に隙間を作ることで水回りの配管工事がしやすくなるメリットがあります。
厨房や洗面台など、水まわりの位置などを変更したい場合に適しています。
また配管自体が経年劣化で交換する必要がある場合も、修繕工事がしやすくなります。
▼まとめ
置き床工法を行うことで、断熱効果・防音効果・水回りの設備がしやすいなどのメリットがあります。
リノベーションで店舗内をより快適な空間を作りたい方や水回りの変更したい方は、置き床工法を検討してはいかがでしょうか。
弊社では幅広い施工を実施しておりますので、ぜひご相談ください。